SituationalLeadershipという考え方
リーダーシップがありますか?リーダーシップを発揮した経験は?
外資系、特に採用面接などではこのリーダーシップという言葉を意識される方が多いのではないでしょうか?
あなたにとってリーダーシップとはなんでしょうか?サークルの幹事長を務めることでしょうか?バイトのシフトリーダーでしょうか?
実は外資系でリーダーシップという言葉を出すとき、それはポジションの話をしているのではなく、仕事への取り組み方を表していることのほうが多いです。
その概念をよく表しているのがSituational Leadershipという考え方です。
Situational Leadershipとは?
”Situational”とは、「状況の」という意味です。Situationというのは、チームやプロジェクトの状況です。つまりSituational Leadership周りの状況に合わせたリーダーシップをとるということです。
Situational Leadershipでは状況に合わせて、下記4つのパターンがあります。
①指示を与える
②コーチングする(指示も援助もする)
③援助する(指示は与えないが援助はする)
④委任(任せる)
Situational Leadershipの説明ではよく部下と上司の関係で、部下をどのように教育するかという視点で説明がなされていますが、その方法は別に部下と上司の関係でなくても成り立つのです。
チームが目的を達成するために、状況に合わせて行動すること自体がリーダシップであり、立場上リーダーである必要はないのです。
例えば、就職活動の面接でリーダーシップ経験について語るのであれば、リーダーというポジションの説明は求められていません。
あなたがチームの成功のためにどのようにチームと関わったかを聞かれているのです。
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